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STORY



世界の楔は打ち砕かれて
時は確かに加速していく


               夜の女王は暁に消え

               氷の猟犬は朝陽に溶けた


《神出鬼没》な《真実》は
幕間の闇に眠るまま

されど役者キャストが踊るなら
舞台は何処でも幕を開ける

これは可能性の物語
語られるかもしれなかった物語

加速する世界の狭間で
《不可触》だった物語

“そうかもしれない、そうでないかもしれない”Maybe yes,maybe no
いつか偽りに変わるとしても――




トーキョーN◎VA the D to X
-FRAGMENTS:ANOTHER-




それでもこれは紛れもない

“そこに生きた者”キャストたちの運命の物語





共通ハンドアウト

ブラックハウンド

『千早冴子の課長職を剥奪し、追って指示があるまで謹慎とする』

ある日突然下った辞令に、機動捜査課に激震が走った。
服務規程違反があったというが詳細は機密であるといい一切明かされることはなく、正直なところ不審な点だらけ。
トップを失った機動捜査課はどんどん動きづらくなっていくばかり。
このままではいけない――何とかして事態を把握し、真相を探らなくてはならない。


河渡連合

河渡連合最強の盾、“千の傷跡”黒岩三郎。
恐らく誰に尋ねても異論なく、河渡で最も仁義に厚い任侠(おとこ)であると答えるだろう。

その黒岩が、組長代行を新たな黒岩組組長に指名した上、黒岩自身を絶縁するという旨前代未聞の回状を連合全体に回して姿をくらました。
理由も告げず組に絶縁状を残して姿を消したという。
彼ほどの人物がそうするからには余程の理由があるはずだが、真相は謎のまま南海子からは何の沙汰もない。
……これでキナ臭さを感じなければレッガー失格だ。
何かが起こっているのならば、把握しなくてはならない。


三合会

三合会の所属構成員すべてに指令が下った。
曰く、『“パンドラ”と呼ばれる何かを探し出し、他組織の誰かの手に渡る前に回収して持ち帰ること』。

“パンドラ”が何であるのか、どういった形状か、回収する目的が何なのか、そういった全ては何ひとつ知らされてはいない。
それはつまり知る必要がないのか、もしくは――自ら調べろということなのだろう。
どちらにせよ、命が下ったのならばやることはひとつ。同胞のため、己の力を注ぐだけだ。


カーライル

第三次アサクサ戦争もいよいよ大詰め。
この局面をどう泳ぐかで、恐らく今回の仕事の成否は決まるのだろう。

万全の体勢を敷き、戦力も情報も持てる全てを完璧に整えておかねばならない――はず、なのだが。
組織の最強の矛であり最大の問題児である“ヤツら”が、どうやらまたやらかしてくれているらしい。
マーダー・インクの面々のうち数人に、おかしな動きを見せている者がいるようなのだ。
この正念場において余計な真似をされては、要らぬ爆弾を抱え込んでしまうことになり兼ねない。
トラブルの種があるのならば、芽吹く前に探し出し潰しておくに限るというものだ。


フリーランス他

第三次アサクサ戦争が佳境を迎えつつある昨今、この街のストリートは昔以上に安全な場所ではなくなり始めた。
それでもまだ、組同士の小競り合いがメインであるのならば良かった。
だが――ついにこの街に振りかかる戦火は、ただの対岸の火事ではなくなってしまったようだ。
……君の友人のひとりが、明らかに堅気ではない何者かに襲撃され重症を負った。しかもよくいるサイバーサイコのように無差別に攻撃してきたわけではなく、何らかの目的を持って攻撃してきたようなのだ。
彼を襲ったのは何者なのか。何故そんな事件に巻き込まれてしまったのか。このストリートに今、いったい何が起こっているのか……

君は、知らなければならない。


Guest

“暴走警官”レイ
“アイスハウンド”千早冴子
"真夜中の太陽"河渡白夜
“千の傷跡”黒岩三郎
“癒し手”芳華玲
“天雄星”ハーヴェイ・王
“嗤う死神”キース・シュナイダー
“プロムナード”ユエ


……and more ?

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